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Dugup? File.12 - 「映え」を語る!

WOWプロデューサー佐伯真一とREGULARスタッフ佐藤淳による連載シリーズ第12回は、「映え」についてアレやコレやと思っていること感じていることを語り合いました。最近言葉のもつ意味や印象が変質しているものが散見されますよね。是非ご覧ください。



 

「映え」からのイイネ欲しさで変化する倫理観

 

佐伯:お疲れ様ですー。


淳:お疲れ様ですー。


佐伯:仙台はもう寒いっすか?


淳:帰るときちょっと涼しいかなって感じですかね。※注脚 (収録時期が9月下旬になります。)


佐伯:まだそのぐらいなんだ。


淳:そうだね、日中はまだTシャツでもいけるかなって感じ。


佐伯:淳くんがブログにあげてた。ダウンベストはかっこいいっすね。


淳:そうだよね。あれはロゴもなくて、どこのブランドかわからなくて、ボタンの感じも良くて、定番のブランドなんだよね。いいよ。


佐伯:ふうん。


淳:という感じでございます。


佐伯:あざす。では、さっそく今日のテーマにいっちゃいますか。


淳:そうっすね。「映え(ばえ)」ですよね。


佐伯:今回は淳くんからのテーマ設定いうことで、「映え(ばえ)」です。


淳:前にやった「SNSなど、気持ち悪い世の中を語る!」に少しかぶるかな?と思って悩んだんだけど「映え」をテーマにさせてもらいました。さっそくなんだけど、おそらく「映え」のためだったであろう状況を知り合いの洋服屋さんに聞いたのよ。


佐伯:うん。


淳:お客さんがお店にスッと入ってきて、そのまま黙って店の服を勝手にスマホで撮影するんだって。


佐伯:ほうほう。


淳:ユニクロのような大きい店やヨドバシカメラのような家電量販店で値段比較のために撮影するっていうのならOKしてるお店はあるじゃん?


佐伯:うんうん。


淳:そういう店ではなく、ちゃんとしたセレクトショップで、スッと入ってきて写真を撮ってんだって、、、。店員からしたら、「断りもなく、何で撮ってるるんですか?」ってなるじゃん?


佐伯:うん。


淳:だけど、10代、20代のお客さんだと逆に「なんで撮っちゃ駄目なんですか?」ってなるんだって。


佐伯:ほえー。


淳:マナーの問題じゃん。


佐伯:そうっすね。


淳:「映え」って写真をSNSにアップしてイイねが欲しいとかじゃん?


佐伯:うん。SNSの文脈で一般的に言われる「映え」はそうっすよね。


淳:店主に断りもなく、商品を買ってもいないのに、撮影が全部有りになってる状態が時代錯誤かもしれないけど「マナーがなってねえじゃん」と思うんだよね。


佐伯:うん。


淳:時代が変わってそう思う方がおかしいのかな(笑)?


佐伯:おかしくはないんじゃない?俺は撮影するときは気を使うけどね。


淳:だよね。「写真撮っていいすか?」って言うよね。マナーの問題っすね。


佐伯:うん。


淳:それに繋がる話で、例えば事故に遭って死にそうな人とか、苦しんでる人がいても今の人たちって救急車を呼ばないで写真撮る人も多そうだと思わない?


佐伯:そうね。


淳:マナーじゃなくてモラルの問題までいっているというか、、、。


佐伯:うんうん。


淳:おそらく、事故現場を撮影する人たちは、SNSにアップして反応をもらいたいか、LINEなんかを使って友達に見せて「気持ち悪い!」と感想を送りたいから撮るかもしれないわけじゃん?


佐伯:そうね。


淳:それを含めて俺は「映え」って言ってんだけどね。「イイね」ってようは、評価が欲しいわけじゃん?


佐伯:うんうん。


淳:そういうのも気持ち悪いなっていうのと、後は無駄にデフォルメした「自分かわいいでしょ」とか。


佐伯:すごい加工した自分写真ね。


淳:そうそう、原形をとどめない加工をしてでも「イイねが欲しい」「認めてほしい」という承認欲求。


佐伯:無料で使えるSNSがモラル、つまりは社会規範をも変えてしまうところまで影響しているということよね。


淳:そうじゃない?


佐伯:繰り返しだけど、「写真撮って、SNSに上げて、友達に知らせて何が悪いんすか?」「原形をとどめない自分の写真かわいいでしょ?どうすか?」って感じでモラルが変化してきてるぞと(笑)。


淳:そうっすね(笑)。


佐伯:だからあれだよね。テーマ「映え」とは言ってるけど、ちょっと違うかもね。SNS上でイイねが欲しいから、イイねがつきそうな写真をアップするのが最優先になっちゃってるのが良くないということだよね。


淳:それです(笑)。

 

「映え」の意味も変化しつつある

 

佐伯:おれも、テーマをもらってから「映え」について考えたんすけど、元の意味は見栄えがいい、つまりすげえかっこいいっていうポジティブなものじゃないすか?


淳:うん。


佐伯:本当にかっこいいもの、見栄えがするものって、手間暇をかけて作られて洗練されたものだったり、自然が生み出したすごい景色とかだったりするから、探さなきゃいけないし、実際にそういう場所に行かなきゃいけないし、自分で作るのであればなおのこと大変だしっていう、深いものだと思ったんすよ。


淳:うんうん。


佐伯:でも、SNS上でイイねが欲しい多くの人は、イイねが稼げればお金になることもあって、他人のものでも写真に撮って、「これ、オレすげえだろ」みたいな感じで、すぐ上げちゃう。それって、めちゃくちゃ底の浅い行為っすよね?


淳:リポーターだよね。


佐伯:その、浅はかな行為?それを「映え」って言っちゃうのは、意味も履き違えてるし、良くないなって思ったっすね。それは本当の「映え」じゃない。だから、めっちゃ薄い「映え」っていうか、借り物の「映え」って言ったらいいんですかね。


淳:うーん、「映え」てないと思うんですけどね(笑)。


佐伯:そうっすね(笑)。うちの奥さんにも「インスタ映えってなんだと思う?」って聞いてきたんだけど、「全部嘘でしょ」って言ってました。


淳:シンプルだね(笑笑)。答えはそれじゃない。一言でまとめてくれたね(笑)。そんな気がします。


佐伯:だから、インスタグラマーも大変っすよね。写真アップして、イイねがたくさんつくとフォロワーも増えてお金ももらえるわけじゃないすか。


淳:フォロワー数を買ってる人もいるでしょう?、フォロアーが数万人いても、イイねが少ししかないとか。


 

「映え」からの稼ぎたいを狙って販売される情報商材

 

佐伯:んだね。そうそう、インスタグラマーの話といえばルノアールでお茶していたら面白い話を聞いたのよ。後ろ席で女子2人が仕事の話をしてて、聞き耳を立てていたら、どうやらインスタグラマーのタマゴを狙って情報商材を売りつけるという感じの話だったのよ。


淳:ほうほう。


佐伯:情報商材を売りつけようとしている側の話はこんな感じだったす。


「まず、うちの会社から毎月何本か企業案件を紹介できます。相場はフォロワー1人当たり3円ぐらいになるから、フォロワーが3万人になれば、1案件つまり1投稿あたり9万円になります。10万人のフォロワーになると1投稿あたり30万円ぐらい、で、うちの会社から月に2〜3つは企業案件を紹介できるから頑張れば月収で50万とか100万円も全然狙えます。そういうインスタグラマーさんはたくさんいます。」


「なので頑張れば稼げるんだけど、まずはフォロワーを増やすためにウチの会社のインスタグラマー養成講座を受講しないですか?応募が多くて枠が余ってないかもしれないけど、今すぐに申し込んでくれればなんとかいけます。」


「受講料は150万円で月々3〜5万円ぐらいの支払いになるけど、うちから案件紹介できるのですぐに回収できますよ」


「オススメですよー」


的な、、、。


淳:インスタグラマーになるのに150万円は結構するね(笑)。


佐伯:すげえ怪しかったんすよ(笑)。


淳:あれですよね、闇金うしじまくんに出てた何とかメソッドみたいな感じっすよね。


佐伯:そうそう。養成してくれるというすごい人?は、もう半年先ぐらいまで予定が埋まってても全然会えないぐらいすごいって言ってた気がする(笑)。


淳:夢がありますね(笑)。


佐伯:モデルのタマゴなのか役者のタマゴなのか、インスタグラマーのタマゴなのか知らないけど、まだ純粋で憧れや夢を持って頑張ろうとする若年層を美味しい話でつって、情報商材を売りつけようとする現場を見て嫌な気持ちになったという話っす(笑)。


淳:それは最後まで聞かなかったの?


佐伯:最後まで聞いた。勧誘されていた女の子は、怪しさに気づいて途中からシャットダウンしてた雰囲気だったので大丈夫そうでした。


淳:あーなるほどね。しかし生々しいね。


佐伯:本当にねぇ。生々しいっすよね。おそらく、インスタグラム上で頑張ってそうな子を見てつけ、


「あなたの投稿を見てすごくいいと思いました。企業のPR案件を紹介したいのでアポイントもらえますか?」


っていう感じのDMを送りまくるんだろうね。引っかかっちゃう人はいるだろなぁ、、、。


淳:自分の店にもたまに怪しいDMが来るけどね。なんというか、SNSも良し悪しですよね。


佐伯:勧誘してる人もキラキラした感じの服装をしててねぇ。


淳:なるほどねぇ。話聞いただけで具合悪くなってきたよ(笑)。


佐伯:底の浅い「映え」につけ込んで金を巻き上げようとする人まで出てきてるっていうね、、、。


淳:うんうん。


 

インスタグラマーを観察

 

佐伯:あと、「映え」のテーマを振ってもらってから、インスタグラマーと呼ばれてる人のアカウントいくつ観察みたのよ。フォロワー100万人と10万人と3万人のインスタグラマーは何が違うのか少しだけわかったっす。


淳:ジャンル問わず?


佐伯:いや、ファッション系すね。テレビ、映画、雑誌に出て人気の女優さんやモデルさんは当たり前に50万とか100万とか、フォロワーがいるんだけど、そうじゃない人は、、、。


淳:何が違ったんすか?


佐伯:まずフォロワー100万人のインスタグラマーなんだけど、michiさんって知ってる?


淳:知らない。男性?


佐伯:兄弟でやってんだよね。インスタグラムのアカウント送りますね。


淳:このパンダコパンダのアイコン?



佐伯:そうそう。この人はちゃんとフォロワー数稼いでるっぽいです。


淳:見たことあるかも。


佐伯:michiさんには庶民が憧れるステイタス要素が揃っているなと思いました。このステイタス要素がいくつ揃っているかでフォロワー数に差が出てくるものと思われます。仮にmichiさんは満貫クラスだとしますね。


淳:うんうん。


佐伯:michiさんの投稿写真に反映されている憧れスタイステイタスの要素は、まず、海外で写真撮ってる。次にディオール、グッチ、フェンディ、ヴィトンといったいわゆるハイブランドのパーティーに招待されてる。美人。スタイルいい。色白。セレブと友達。とかかな。


淳:確かに。


佐伯:michiさんは、100万フォロワーだから、フォロー1人につき3円という相場で換算するとプロモーションの投稿1回あたりで300万円ぐらいもらってるということになるでしょう?それを毎週1回投稿すると毎月の収入が1,000万円ぐらいってことに、、、。そうなると洋服とかヘアメイクとか移動とかに、それなりにお金かけれるだろうなとは思ったっす。


淳:なるほどねぇ。


佐伯:金かけてるだけのことはあるっていう。


淳:確かにね。


佐伯:フォロワー数が10万人になると、例えば海外のパーティーには行ってなくて、東京で開催されるグッチやヴィトンのパーティーにしか呼ばれないというふうになってきてる気がする。ステイタス要素が1個ずつ抜けてくと、だんだんフォロー数が少なくなっていくというね、、、。


淳:企業からの案件がないと、何万人いてもお金はもらえないわけだよね?


佐伯:そうじゃないかな。


淳:なるほどねぇ。それはみんな狙っていきますよね。


佐伯:そういう狙う人のところにつけ込んで、さっき話した詐欺とか情報商材売りつけるような輩も出てきてるよっていう構図です。


淳:そうやってでも注目を浴びて、金が欲しいわけだよね。金目当てなんだよね?


佐伯:うーーーーーーーん、、、。


淳:何その沈黙(笑笑)。かわいいって言ってもらいたい?


佐伯:なんすかねぇ。うちらみたいに自分たちの意見や考えを発信していこうとすると、めちゃくちゃニッチになっていくからフォロワーもつかない(笑)。わかる人にしかわからないみたいな感じだからねぇ。


淳:内輪だよね(笑)。


佐伯:うん(笑)。ただそっちの方がうちら的には面白いし、社会的にも意味があるなって思っちゃうんだけどね。


淳:あまりニッチすぎると意味ってあんのかね(笑)。


佐伯:あるんじゃないすか?少数意見もね、大事にね(笑)。うちらは訴えたいメッセージや思想、スタンスがあってDugup?をやっているけど、単にイイねとフォロワーを集めて、案件に繋げてお金を稼ぐみたいなことを目的化しちゃっている人にどんなメッセージや意義があるのかはつかみにくいっすね。


淳:元々のお金持ちはインスタをやるのかね?


佐伯:本当の金持ちってことでしょ?


淳:そうそう、案件をもらわないでもいいような人。


佐伯:もう冷ややかな目線で見てんじゃないすか?


淳:どちらかと言ったら俺ら側だね(笑)。


佐伯:そうっすね(笑)。


淳:先に佐伯くんの奥さんが言ってた「嘘の世界」っていう答えが出ちゃったからね(笑)。


佐伯:いやぁ、そうっすね。インスタグラマーばかりフォローしてると企業案件でタイムラインが埋め尽くされていくというね、、、。さっきのフォロワー100万人のmichiさんも、最先端のファッションで着飾って、かわいいし、世界中のいろんなところに行って、グッチだヴィトンだエルメスだって、いろんなパーティーにでている写真がアップされているんだけど、すぐに飽きてしまってもはや何も感じないもんね。


淳:メルヘンですね。


佐伯:たぶん、奥行きがあんまりないんすよね。


淳:今はそういう世の中なんだね。


 

本物のインフルエンサーとリアルクローズ

 

佐伯:やっぱり本物のインフルエンサーは藤原ヒロシさんでしょ?


淳:俺ら世代だからなのかな?


佐伯:だね。


淳:今日、とある洋服の営業の人が来たのね。


佐伯:うん。


淳:その営業さんの会社で取り扱っているブランドは、元々は海外のブランドで日本の会社が版権を買って、日本企画で経営しているんだけど、日本国内よりも海外で火がついているんだって。で、俳優のブラッド・ピットっているじゃん。


佐伯:うん。


淳:ブラッド・ピットはその日本企画のブランドのTシャツをLAの店舗で一番勝っているらしいよ。1度に何十枚も買っていくらしい。で、ブラッド・ピットが映画に出る時もたまにそのTシャツを着ていることがあるらしんだけど、ブランドからの提供ではなくて、私物なのでエンドクレジットにブランド名は出ないらしい。


佐伯:そっちの方が本物感あるっすね。うん。


淳:表にブランド名が出る衣装の大半は提供されてるわけじゃん?


佐伯:うんうん。


淳:ブラッド・ピットは提供されないで自分で買うわけだからね。


佐伯:うん。リアルクローズすね。


淳:リアルクローズですね。だけどそれは、ブランド名がなかなか表に出てこないからわからないでしょ?「映えない」けど実は、みたいな。今って、表に出て目立つのが「映え」みたいなとこあるじゃん?


佐伯:確かにそういう勘違いは起きてるんじゃないすかね。リアルクローズって意味で言うと藤原ヒロシさんはまさにそれだもんね。自分で作って、自分たちで着る。着せられてる感じがまったくないっすもんね。


淳:そうね。話を戻すと俺なんて、インスタグラムはもう1年以上放置だからさ、、、。


佐伯:SNSで若者の若者と交流しましょうよ(笑)。


淳:いや、俺は欲しけりゃくるでしょうのスタンスで行こうかなと思って(笑)。


佐伯:うんうん(笑)。本当の「映え」に気づいてる人と気づいてない人がいますからね。


淳:ネット通販だと、若い人はスマホサイトから買うのが主流で、ウェブもスマホファーストで作らないと駄目なんだけど、うちで購入してくれる人は割とパソコンで購入してくれる人も多いんだよね。


佐伯:へえ。


淳:だから多分、うちのお店に来てくれる人は年配が多いのかなっていう印象があるけどね。


佐伯:そうね。


淳:「映え」ってこんな感じの話なんすかね。


佐伯:淳が問題視してる「映え」はそうじゃないすか。


淳:佐伯くんの問題視してる「映え」はどんな感じ?


佐伯:俺の問題視してる「映え」も淳と一緒っす。浅はかな「映え」。


淳:うん。


佐伯:当たり前の話かもしれないけど、本物の「映え」をちゃんと探して、もしくは自分で生み出して発信していくってことが大事なんじゃないすかね。偽物の情報が多すぎる、、、みたいな。


淳:それはありますね。そして情報を見極めきれない場合があると。


佐伯:子供たちとかは余計そうなんじゃないすかね。


淳:確かにね。前にセッションした、「気持ち悪い世の中」の話とリンクしますね。


佐伯:うんうん。


淳:企業はやっぱり広げてくれるインフルエンサーとか、そういう人たちを使いたいんだよね?


佐伯:そうっすね。お金を出して、ちゃんとインフルエンサーマーケティングしたいんじゃないかと、、、。


淳:なるほどねぇ。佐伯くんとかCM作る人たちが、力を入れてCMとか作った方がいいんじゃない(笑)?


佐伯:うーーん。


淳:見る媒体が違うからしょうがないの?テレビからスマホに変わっちゃったから?とりあえずインフルエンサーで広がればいいやっていう企業もどうかと思うけどね。


佐伯:大きい会社になると売上立てるのも大変なんじゃないすか、、、。こないだのセッションで話したナイキの話にも通じると思うんだけど。


淳:そうですね。なんか変だよね、世の中。


佐伯:そうっすね。


淳:第六感が感じる嫌な世の中です(笑)。


佐伯:嫌な悪寒もする感じですね(笑)。


淳:もう悪寒すら感じないわ(笑)。麻痺だね。


佐伯:麻痺してんじゃない?頑張ってるインフルエンサーさんには申し訳ないから嘘とまでは言わないけど、企業案件の投稿見て、ステキーとか、かわいいーと思って、商品買ってしまうのは浅はかすぎるよねって感じっすよね。


淳:うんうん。おれは普段インスタもYouTubeも見ないから、有名インフルエンサーだったとしても誰が誰か本当わかんないんだよね。ヒカキンで終わってるからさ(笑)。


佐伯:あと、いわゆる本物の実力者いるじゃないすか。そして本当のファンがついてる人。例えばスタイリストの長谷川昭雄さんとか。


淳:うんうん。


佐伯:ちなみに長谷川さんのインスタフォロワー数は8.8万人ですけど、こういう人はやっぱちょっと違うよね。インフルエンス力は持ってるけどインフルエンサーマーケティングする人じゃないもんね。



淳:本当に純粋なファンがこの人の発信するものを知りたくてフォロワーになってる感じでしょ。


佐伯:うん。


淳:フォロワーの興味が違うんだろうね。長谷川さん関係だと雑誌POEYEを見てるシティボーイが多そうじゃない?そしてさっきのmichiさんにもそういうジャンルがあるんだろうね。シティボーイならぬ、キラキラガールというジャンルが。だから目線が違うだけかもしれないしね。


佐伯:うん。ちなみに藤原ヒロシさんはインスタフォロワー数76万人です。



淳:すごいっすね。


佐伯:NIGOさんは155万人です。



淳:倍なんだ。


佐伯:ファレルと一緒に写ってるから一気に広がるんじゃないかなぁ。


淳:なるほどねー。俺もNIGOさんと一緒に撮った写真があるからアップしようかな(笑)。


佐伯:(笑)。


淳:そのうちコラージュして載せるやつも出てきそうだよね(笑)。


佐伯:いくらでもできんじゃないすか(笑)。


淳:できるよね。


佐伯:さらに嘘が広まるよ(笑)。


淳:もういいんじゃない(笑)。今日は佐伯くんの奥さんの一言で終わったわ。


佐伯:「全部嘘」。嘘に惑わされないようにってことですね。


淳:そうですね。


佐伯:この世の中は嘘にまみれてますよ。


淳:確かにね。今回も相変わらずまとまらずこんな感じでしょうかね。


佐伯:そうっすね、世の中、虚像虚栄にまみれてますよ。という謎のまとめで締めたいと思います(笑)。次回のセッションもよろしくお願いします!


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